旅のごはん

真冬の徳島で魚場遍路(前編) まいく

2015.02.26|

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阿波踊りの徳島に魚が踊る

太平洋に面した徳島県沖は、全国でも指折りの好漁場がひしめくお魚天国。
その実態を、この目と舌でしかと確かめるべく、
大阪府中央卸売市場ネットショップでは、特別視察チームを緊急編成、
いさんで現地にのり込みました。

『旅ごはん』では、前編と後編の2回にわたって、
この視察の一部始終を特報します。
花遍路にはちと早い、四国の右下、お魚遍路です~~~~~!!

まずは、どど~~~~~ん、と、
問答無用の三役そろい踏みじょ(徳島弁です)。

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鮑、伊勢えび、白甘鯛・・・、どいつもこいつも、いかすぜ!
港では、至極、日常的な風景。
でも僕の口に入るのは、1年か2年に1回あるかどうか。(涙)

遍路の道行きは険しい

険しく狭い山道。対向車に出くわすとすれ違うのが大変・・・

険しく狭い山道。対向車に出くわすとすれ違うのが大変・・・

 

日の出前。漁船の出港時間に合わせて早朝からひた走る。

日の出前。漁船の出港時刻が迫る。遅れちゃならん!

 

魚場を巡る遍路はときに船にも・・・

魚場を巡る遍路は、もちろん海にも出る。

 

まずはご挨拶がわりにランチから

断崖絶壁、太平洋を眼下に眺めながら走ること30分。
えっ!こんなところに可愛いカフェ・・・!?
と、ちょっと意外なお店がありました。
伊座利魚港に面した、イザリCafe です。
http://tabelog.com/tokushima/A3602/A360201/36003206/

 

宿泊施設もあります。

宿泊施設もあります。

 

数種類あるメニューから、悩みに悩んだ末、
海老と魚の天ぷらの定食” に決定!

これで1,200円なり。ご飯もおかわりしました

これで1,200円なり。ご飯もおかわりしました

 

でかくてぷりぷりの海老天がどかんと2尾。美味!!

デカくてぷりっぷりの海老天が、ドカンと2尾。美味!!


お次はこちら・・・

ウミガメの産卵で有名な日和佐にオープンした人気店です。
http://tabelog.com/tokushima/A3601/A360103/36000905/

古い民家を改造した古風な店構え

古い民家を改装した古風な店構え

 

地元でとれた岩がきと阿波尾鶏の唐揚げ定食。 なんと、1,500円。驚きのコスパ!

地元でとれた岩がきと阿波尾鶏の唐揚げ定食。
なんと、1,500円。驚きのコスパ!


ご覧ください。

プリプリの大粒の身を大根おろしとレモン汁でいただく、岩がき。
阿波尾鶏の唐揚げは、カリッとあがった衣と噛むとジュワ~と、
肉汁がしみだす絶妙のコラボがたまらん!

 

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ウッディーな内装は寛げました

ウッディーな内装は寛げました


さて、ランチの紹介はこのくらいにして、

いよいよ四国の右下(地元のパンフによると、徳島南部のことらしい)ならでは、
ここにしかないスポットにご案内します。

浜辺に大きなプールが・・・

浜辺に大きなプールが・・・


魚場を遍路してると、思わぬ光景に出会います。
と、そのとき、遍路隊の一人が、プールからとりあげた○○○に
かぶりつく・・・

 

「な、な、なにをするん、じょ~~~」。案内人の石川さんが困惑します。

「な、な、なにをしてるんじょ?」。困惑してるのは案内人の石川さん。

石川さんは、県の職員です。
魚への愛情と知識が深く、地元の漁師さんの信頼も厚い。
遍路隊は、“阿波のオサカナ娘”と命名させていただきました。

見ると、こぶりなアワビちゃんでした。

かじったのは、こぶりなアワビちゃんでした。

浜辺のプールに海水を引きこみ、アワビを養殖してるんだそうです。
当初は実験的にはじめたようですが、今や徳島市内の高級なお寿司屋さん
からも注文が絶えない人気商品になったとか・・・

 

プールのへりには、アワビがびっしり張り付いてます。

プールのへりにびっしり張り付いたアワビ。ナマコもおるでよ!


これぞ攻めの漁業です。

四国の右下には、20ヶ所以上の小さな魚港が点在してます。

四国の右下には、20ヶ所以上の小さな魚港が点在してます。


早朝の漁であがった魚は、港に揚げられすぐにセリにかけられます。

冬場は水温が低く、漁獲高は半減するそうです。

冬場は水温が低く、漁獲高は半減するそうです。

 

それでもさすがは徳島、美味しそうで色鮮やかな魚を見てるだけで、
魚好きの遍路隊は盛り上がります。

生簀をのぞくと・・・

生簀をのぞくと・・・

 

元気いっぱい、アオリイカが泳いでます。

元気いっぱい、アオリイカが泳いでます。

 

黄色いラインがおしゃれなイトヨリ

黄色いラインがおしゃれなイトヨリ

 

深海魚もあがります。アンコウさんでしょうか?

深海魚もあがります。アンコウさんでしょうか?

 

こんなにカラフルな魚も、名前は不明・・・

こんなカラフルな魚も。連れて帰ってペットにしたい。

 

見た目に似合わず、食べると美味のウツボ。このあたりの名物です。

見た目に似合わず、食べると美味のウツボ。このあたりの名物です。

 

久しぶりですが、
ここで、ひなまつりクイズです。
下の写真、おひなさまとはほど遠いけど、
なんでしょう?

ちょっとキモイ、私はダレでしょう?

触覚を出してうごめく。ちょっとキモイ、私はダぁ~~レ?

クイズの答えは、今週の水曜日(3月4日)までに、当市場ネットショップの
『無料メルマガ』(毎週・金曜日配信)に登録の上、
返信してください。
正解者の中から抽選で1名の方に、当ネットショップから豪華賞品を差し上げます。
『旅ごはん』の感想もお忘れなく!!
当選者は、今週(3月6日)配信のメルマガで発表します。
※『無料メルマガ』の登録はコチラ↓
http://www.osakafu-chuouichiba.com/magazine/

 

あ~~~~~
いろんなものを見て、食べて、驚いて、ほんまに満足。
今夜の宿は、高知県との県境、もうちょっと走れば室戸岬、
太平洋の荒波洗う穴喰浦(ししくいうら)のホテルです。

ホテルリビエラししくい
http://www.hotel-riviera.co.jp/

ホテルに着いた頃は、ドップリ日も暮れて・・・

ホテルに着いた頃は、ドップリ日も暮れて・・・

 

 大浴場でのびのび手足を伸ばし、遍路の疲れを・・・と、思いきや。
この夜は、地元の5ヶ所の漁業協同組合の皆さんが、
わが遍路隊を歓迎して、大宴会を催してくださいました。

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四国の右下は、

気候も人もあったかいな~~~~~(感涙)

手前はカマスの姿づくり、奥は名産の海鮮巻き。

手前はカマスの姿づくり、奥は名産の海鮮巻き。

今日はここまで。
『真冬の徳島で魚場遍路!』(後編)を、どうぞお楽しみに~~~~~


遍路の果て、一行はついに海へ、そこで見たものは・・・

 

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後編につづく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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