上海てくてく食べ歩き(Ⅰ)
2015.05.28|
5月の中旬、2泊3日の日程で上海に行ってきました。
今回で3回目の上海ですが、5年前の上海万博のときからは、
街も人も大きく変貌。
いつ行ってもこの街のエネルギーとスピード感には驚かされます。
では、さっそくてくてく歩いてみます。
ドド~~~ンと上海
お馴染みのこの風景、上海・浦東(プートン)地区を対岸から撮影した
ワンショットです。
通行する人を入れ込んだ構図の写真は珍しく、貴重なショット。
自画自賛でスミマセン!?
浦東の対岸は、これまた上海の象徴ともいえる風景。
浦東が現在と未来の上海なら、下の写真、外灘(ワイタン)は過去の上海です。
かつてここにはイギリスやアメリカなどの租界があり、欧米の銀行や公館が軒を連ねました。
この風景、映画やドラマでご覧になった方も多いはず・・・
中国全土から人が集まる南京東路
外灘から西に数百メートル、上海を代表する観光ストリートが、
この南京東路です。
1851年に開発が始まったという歴史のある商業街で、
創業100年を超える老舗が並びます。
歩行者天国なので車を気にせず歩けるのもいいですね。
日本で問題になってる、マナーの悪い自転車もいませんでした。
美味いものを探して、路地裏の名店街へ
てくてく歩くと、当然お腹が空きます。
そろそろ今夜の『旅ごはん』を探しにいきますか。
ということで、例によって路地裏へ・・・
賑やかな南京東路から一筋入ると、そこは地元の人々が日々、
買い物をしたり、食欲を満たす庶民の街。
食事の前にちょこっとのぞいてみました。
中国大陸の南部に位置する上海。
食材も彩り豊かで見ていて楽しい。
これはなんだかわかりますか?
中国では6月6日が端午の節句、日本の一ヶ月遅れなんですね。
これから中華ちまきが飛ぶように売れるそうです。
さて、美味しそうなご馳走を目で楽しんだあとは、
いよいよ胃袋で楽しみましょう。
この夜は上海に住む中国人の友人Dさんが、地元で人気のお店に招待してくれました。
まだ、早い時間だったんで、店内は比較的ゆったり・・・
ここからは、今宵の晩餐
ガッツリ、いきまっせ~
こちらも上海ではポピュラーな料理。
えっ?これってウナギ? なんか違うな~
日本に帰ってから行きつけの上海料理店の中国人マスターにこの話をすると、
「それ、日本人がよく食べるウナギじゃなくて田ウナギだよ!」とのことでした。
どうりで・・・
トロリと柔らかく煮込んだ豚肉は味、食感とも申し分なし。
まるごとのタマゴも甘辛い味がしっかりついてビールがすすむ。
しかし、まあ、よく食べましたな~
お次は、「旅ごはん」ならでは、
そんじょそこらのグルメガイドにはないごはんをご紹介します。
北京大学、精華大学などと並んで中国五大学のひとつに数えられる
復旦大学
日本の小さな町がスッポリおさまってしまいそうな広大な敷地に、
歴史を感じさせる重厚な建物や見上げるような超高層ビルといった
個性豊かな校舎が点在します。
では、ここからしばらく構内をご案内します。
歩けば腹が減る。
これ健康の証です。
「旅ごはん」初の海外取材、今回はとっておきの潜入リポートをお届けします。
大学+「旅ごはん」となれば、ここしかない。
復旦大学の学生食堂に来ました。
オカズは、右上から川魚の水煮、にんにくの芽炒め、鶏肉の唐揚げ甘酢あんかけ
お味のほうは???
さて皆さん、「旅ごはん」初の海外編。
上海の活気と美味しさは伝わりましたでしょうか?
次回、「上海てくてく食べ歩き(Ⅱ)」では、
中国全土から観光客が訪れる上海の人気スポットや、
お薦めの上海料理店をご紹介します。
まいく